はじめに

最近「寝ても疲れが取れない」「天気が悪いと体が重い」「夜になると動悸がして寝つけない」など、
明確な原因が分からない不調を感じる方が増えています。
これらは自律神経のバランスが乱れたサインかもしれません。

自律神経は体の温度・血圧・呼吸・睡眠リズムなどを整える“見えない司令塔”です。
ストレス・ホルモンバランス・姿勢・環境変化などの影響で働きが乱れると、
「めまい」「ふらつき」「耳鳴り」「不眠」などが現れることがあります。

なぜ自律神経が乱れるのか

自律神経は交感神経（活動モード）と副交感神経（休息モード）の2つで構成されています。
現代生活では、長時間のスマホやPC作業、ストレス、寝不足により交感神経が過剰に働きやすく、
副交感神経の働きが弱まってしまいます。

• ☑ 睡眠の質が下がる
• ☑ 血流が悪くなる
• ☑ 呼吸が浅くなる
• ☑ 疲れが抜けにくい

この悪循環が続くと、体も心も「常に緊張状態」になり、不調が慢性化してしまいます。

よくある症状と特徴

当院で多く見られる自律神経の乱れによる主な症状は次のとおりです。

• めまい・ふらつき（朝や天候変化時に起こりやすい）
• 耳鳴り（ストレス・寝不足・首肩の緊張）
• 不眠（寝つきが悪い・途中で起きる・朝早く目覚める）
• 動悸・息苦しさ・頭重感・胃の不快感

これらの症状は一見バラバラに見えますが、
「呼吸の浅さ」「首・肩のこり」「血流の低下」「冷え」が共通して関係しています。

実際の相談事例

• 40代女性：季節の変わり目になると耳鳴りとめまい。施術後は首の張りが軽減し、朝の目覚めが改善。
• 30代男性：在宅ワークで頭が重く、呼吸が浅い。胸を開く施術と呼吸指導で集中力が戻った。
• 50代女性：夜中に何度も目が覚める。首肩の緊張を緩め、自律神経の調整で熟睡できるようになった。

Ohana.での施術アプローチ

当院では「はり」「お灸」「手技療法」を中心に、全身のバランスを整える施術を行っています。

• ✔ 呼吸を整える胸郭・首回りへのアプローチ
• ✔ 耳まわり・頭部の血流改善（耳鳴りや頭重感に）
• ✔ お腹の温めによる副交感神経の活性化
• ✔ 自宅でできる呼吸法や姿勢のアドバイス

刺激はやさしく、初めての方でも安心して受けていただけます。

自宅でできるセルフケア

• 耳の温め：蒸しタオルを耳の後ろに1〜2分あてると血流が促進。
• 深呼吸：4秒吸って6秒吐く「4-6呼吸」を1日数回。
• 就寝90分前の入浴：38〜40℃のお湯で10〜15分、体をリラックスさせましょう。
• スマホ・照明オフ：寝る1時間前は光刺激を減らし、副交感神経を働かせる環境に。

よくある質問